日本人男性にとって「包茎」という状態は珍しいものではなく、むしろ「包茎」の男性のほうが多いくらいです。
これらの方すべてに対し、手術を含めた治療が必要なわけではありません。
ただ、排尿や性行為に支障があったり、包皮の感染などを繰り返したりする場合は、積極的な治療の対象となります。
各個人の状態に応じた対応が必要となりますので、気軽にご相談いただき、みなさんが悩まずに生活できるよう、お助けできればと思います。
また小児の包茎で受診される方もおられます。
以前とは異なり、小児では積極的に包皮を剥くことは推奨されていません。
また小児の手術療法は、幼少期では全身麻酔が必要になることから、よほどの場合を除いて勧められません。
軟膏などの治療については当院でも行っておりますのでご相談ください。
以下に、包茎の種類について説明します。